施工事例

S様邸新築工事

所在地 :埼玉県飯能市
施工日 :令和2年9月~令和3年1月末
施工内容:木造平屋 高断熱・高気密
施工詳細耐震等級3/ UA値0.3/ C値0.14/ 太陽光パネル9.0K

家づくりの経緯と計画

この家の計画は、地元先輩である椙田さんに突然呼ばれて『暖かい家を造ってくれ』と言われ始まりました。お住まいになっていた既存の家は『冬は寝袋に入って布団に入らないと寒い』との事。築40年以上はたっていたので、ほとんど無断熱に近かった家で寒いのも当然でした。
当社は高断熱住宅を手掛けているので、すぐに『暖かい家』の説明をスギケンOB様宅訪問やリクシル住まいスタジオ見学を椙田さんにして頂き、高断熱・高気密住宅で建てようとなりました。また、この家は椙田さんの御好意で、いつでも内覧していいよと言われています。これから家造りを考えている方はお申しつけください。実際に家を建てた方にお話を聞けるのは、すごく参考になると思います‼
※ 昔の家~これからの家の暖かさが体感できる施設

施主様の声

昔から望んでいた、「夏は涼しく、冬は暖かい」家が手に入りました。
なぜスギケンで建てたのか

それは、7年前に遡りますが、当時は昭和52年ものの昭和建築の家でした。冬は寒くて家の中でダウンを来て、寝るときは、靴下にさらに寝袋に入り羽毛布団をかけ寝てました。それでも隙間から息を吐くと家の寝室の中でも息が白くなるほどでした。高齢の両親もいましたが、常に茶の間は炬燵にストーブをガンガン焚いてました。母が亡くなり、父も大病で長い入院生活に入りました。足腰も弱りバリアフリーでないと生活が難しい状態になりました。そのタイミングで、「バリアフリーで暖かい家を作ろう」ということで、市内の業者の中から、木をふんだんに使い、かつ友人の一人でもあった、スギケンさんを選びました。敷地内には80年物の貸家や蔵などもありましたが、いずれは処分しなければならなかったジャングルのような敷地を最小限の土地だけ残して全て処分してもらい建築しました。

どんな家を建てたかったのか

テーマは、「暖かい家」「バリアフリー」「廊下は無し」「40坪」「2階建て」でしたが、元の家を解体する予定の日、父が亡くなったため、設計を大幅に縮小し、「30坪」「平屋」に変更しました。

出来上がった時の満足度はどうだったか

平屋でほぼ正方形の設計にしたことも影響するのか、我が家は、UA値0.31、C値0.14と当時の業界ではトップクラスの高断熱・気密だったこともあり、真冬でもそれほど寒くなくなりました。炬燵の場所を作り忘れたと思ったのですが、慣れてくると特に気にならず過ごせました。特にリビングルームと寝室は、無垢の床にしてもらったので、冬でも素足でいられます。
驚くのは全体で30坪ほどの家ですが、真冬でもエアコン1台で十分だったことです。それだけでなく、夏場は思ったよりずっと「涼しい」ということです。南側のシャッターを採風モードにして閉めておくことで、直射日光を室内に入らないようにしておくと、時には外気との温度差が10℃以上になる時もあり、エアコン1台で全体を冷やすことができます。まさに昔から望んでいた、「夏は涼しく、冬は暖かい」家が手に入りました。

5年経ってどうか

正確には、入居から5年半経ちますが、やっと梁なども材木の音鳴りも落ち着たところです。気になるのは、5年以上経って、気密は僅かに緩くなってきたのではないか、ということです。家は、大地の変化によって、どこでも少しずつ歪んでいくものです。その変化のデータを収集・研究して今後のスギケン建築に生かしてほしいと思います。